工事概要
工事場所 | 兵庫県川西市 |
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建物の種類、構造 | 居宅、木造2階建 |
築年数 | 29年 |
基礎構造 | 布基礎 |
施工範囲 | 48㎡(部分) |
沈下量 | -55㎜(最大部) |
工事内容 | 土台上げ工法 |
工事期間 | 約1週間 |
工事の経緯
建物は、丘陵地を平坦化した造成地に建てられた築29年を経過する建物である。
家屋の変状としては、リビング南側基礎と外壁に若干の隙間が見られており、沈下測量では、和室南西側で最大-55㎜の値が確認された。
沈下原因としては、施工前に実施した家屋周囲の地盤調査で擁壁側の盛土層が緩いことが確認されていることから、盛土部の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり家屋に変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、本建物は築29年を経過しており沈下はほぼ収束していると思われ、土台下からジャッキアップする土台上げ工法で対策することにしました。
今回の工事は、比較的に沈下量が大きい西側及び南側の部分施工を実施している。