工事概要

工事場所 大阪府泉佐野市
造成経過年数 10年以上
施工範囲 北側玉石積み擁壁の裏込め部
①工事内容 薬液注入工法
注入孔 10箇所
②工事内容 新設水抜き孔工事
設置数 5箇所
工期 約2週間

工事の経緯

本敷地は、丘陵地の傾斜部を切土及び盛土により平坦化にした宅地造成地である。
変状としては、北側庭では地盤が下がりテラスが道路側へ傾斜しており、北側の玉石積み部では空洞が確認された。
変状原因としては、地盤調査で北側庭の盛土層が緩いことが確認されていることから、玉石積み擁壁の裏込め部の締固めが不十分のため長期的に地盤が下がり変状が生じたものと推定される。
対策工法としては、北側玉石積み擁壁の裏込め部を薬液注入工法による地盤強化をおこない、水抜き孔を新設することにしました。

施工平面図

施工平面図


測定結果

測定結果




施工範囲全景

施工範囲全景


準備工(車上プラント全景)

準備工(車上プラント全景)


薬液注入工(削孔状況)

薬液注入工(削孔状況)


薬液注入工(注入状況)

薬液注入工(注入状況)




水抜き工(材料検収)VP50  2.0m×5本、1.0m×5本、ジョイント5ヶ

水抜き工(材料検収)
VP50 2.0m×5本、1.0m×5本、ジョイント5ヶ


水抜き工(材料検収)水抜フィルター5ヶ

水抜き工(材料検収)
水抜フィルター5ヶ




水抜き工(削孔状況)



水抜き工(設置完了)

水抜き工(設置完了)