家が傾いているのは”欠陥住宅”以外の理由とは
7月 26, 2016 10:13 am
近年では、細かな地震や、欠陥住宅等、住宅に関する不安な言葉をよく耳にする事が多くなったという方も多いでしょう。
今回のテーマは「家が傾いている気がする」です。
住宅が傾く原因として大きく分けると
■長年住み続ける事で、起こる経年劣化
家を支えている構造部分や、床などがヘタってきて床が傾いている状態に
■純粋に欠陥住宅
家を組み立てるときに、しっかりと組み立てていなかった結果等
以上2点が一般的に考えられる家が傾いている気がするというところしょう。
しかしながら、原因は【地盤】が大きく影響していることがあります。
■地盤が弱く、家を支えきれずに傾いている
住宅を土地に建てる際に、土地の整地を行ないます。整地する際に、地盤を押し固める必要があるのですが、多くの理由(都合)で省かれることも多く、地盤が軟らかい上に住宅を建てることで、家の重みで住宅が傾いてしまう結果となります。
動画で視る、家が傾く原理
【詳しい理由】
山に住宅を建てるときには、山の傾きに沿って家を建てるとすごく傾いてしまいます。
だから、
平地にするために、傾斜の部分を削る“切土“
傾いた土地に、土を盛って形成する“盛土”
出典 安心できる家づくりは地盤から(著:前 俊守)
等の技法を用いて土地と形成し、その上に住宅を建てます。
【調査方法】住宅の傾きを測る場合には
1) 家がどの程度傾いているのかを調査
2) 家の周りの地盤の固さをボーリングにて調査
3) 地中に”鋼管杭”や”薬液注入”といった技法を用いて地盤の修繕を行ないます
家が傾いていると感じた場合には、放っておかずに家族に相談して、まっすぐした住宅に住むことをお勧めいたします。
私たち、JFDグループは、皆さんの健康的な生活をサポートいたします。