家の傾き具合、どの程度の被害であれば、建物の傾きを修正できるのか
7月 1, 2016 9:45 am
自分の家が傾いている!そう感じている方たちも多くいると思います。
でも、実際に建物検査してもらう前に自分の目で見てみるのもいいと思います。
基本的に、“6/1000mm”つまり長さ“1mで6mmの沈下があれば”家が傾いていると、家に瑕疵(傾いているという欠点)があるといえます。
1m先の高低差を計ってみる


参考:小規模建築物基礎設計指針

【業者さんを頼らずに、傾いているか調べたい!という方へ】
1)一戸建てであれば、まずは“基礎の立ち上がり”部分を見ましょう。
2)その後、外壁にクラック(縦に入ったクラックが見つかった場合は)床下からチェック!
【立ち上がりクラック画像 / 床下から見たクラック画像】

※住宅での外壁にはクラック(経年・雨水によって亀裂が入る場合があるため)
基礎にクラックが入っていないかをチェックする必要がある。
※外壁には仕上げ用のモルタルが“立ち上がりの基礎部分”の上から2cm程度
の厚みになるように塗られている。
モルタル箇所のみにクラックが入っている場合があるので床下から基礎を見る必要があります。
【傾いた家には危険がいっぱい?】
傾いた家に住むと、だんだんと慣れてきますが、体調が悪くなる可能性や、不眠症を起こす等、体調不良を誘発する危険性がたくさん潜んでいます。
健康被害が出る前に、家の傾きを直すことが家族の健康を守る第一歩です。
【家が大きく傾いてしまう可能性と原因】
大きく傾く原因の代表は“地震”です。
地震は、建物を大きく揺らすことで、その土地の地盤自体も影響を受けます。
結果、地震によって地盤が傾くことにより、家が傾いてしまうことがほとんどなのです。
熊本地方で、地震を受け、建物が倒壊または全壊せずに少しだけ傾いたという方も多く。いまだ傾いた家に住むことを余儀なくされております。
私たちは、震災の影響を受けた方たちを初め、家の傾きに困ったという人々を全力でサポートいたします。自宅が傾いている、地震を受けてから様子がおかしいと少し気になっているという方は、お気軽にご連絡ください。