日本の人口の3割にあたる約3800万人が、地震で揺れやすい軟弱な地盤の上に住んでいることが分かりました。
軟弱な地盤は首都圏や大阪圏を中心に都市部で広がっており、巨大地震に見舞われると甚大な被害が生じる可能性があります。
地震による揺れやすさは表層地盤増幅率で示され、1.6以上になると地盤が弱いことを指します。
防災科研の分析では、2.0以上(特に揺れやすい)の地域に約2200万人、2.0未満~1.6以上(揺れやすい)の地域に約1700万人が暮らしていることが判明し、1.6未満~1.4以上(場所によっては揺れやすい)の地域では約2200万人が住んでいるということです。
軟弱地盤に3800万人居住 巨大地震で甚大被害の恐れ
7月 18, 2014 3:47 pm