大阪府は、府防災・危機管理対策推進本部会議で、南海トラフ巨大地震で最大約13万4千人が死亡するとした府の被害想定に関し、防潮堤の地盤強化や津波対策を強化することで死者数を約8100人にまで9割以上減らせるとした防災計画「新・大阪府地震防災アクションプラン」の素案を示しました。
案によると、計画は平成27年度からの10年間で、府が管理する防潮堤(全長約57キロ)の地盤強化や水門の耐震化などハード対策を加速させます。
また消防団の活動を支援し住民の避難誘導を強化するほか、津波浸水区域内にある大阪・梅田などの地下街の施設管理者に、浸水防止計画の作成や避難誘導訓練の実施を求めます。
また、災害発生時に混乱が予想されるターミナル駅周辺の帰宅困難者対策にも取り組みます。
防潮堤の地盤強化や津波対策をすることにより、建物の倒壊や、製品やサービスの供給が止まることで生じる損失などを合わせた経済被害は、当初の想定より4割減少して16.8兆円となる見込みで、今後府民から意見を募集し、3月中にまとめる予定です。
(※産経新聞ニュースより抜粋、一部改変)
南海トラフ地震 防潮堤の地盤強化等で死者9割減 大阪府10年計画
徳島で震度5強地震 地盤が柔らかい場所で発生し大きな揺れが発生か
徳島県牟岐町で震度5強を記録した2月6日の地震を受け、気象庁は臨時会見を開き、「今後、2、3日程度は最大震度5弱程度の余震が起こる可能性がある」として、崖崩れや落石などへの警戒を呼びかけました。
気象庁によると、今回の地震は東西方向から圧力が働いたことで発生した横ずれ断層型の地震とみられています。
地震の規模を示すマグニチュード(M)は推定5.0と中規模でしたが「震源の深さが約10キロと浅く、河川の近くなど比較的、地盤が柔らかい場所で発生したことから、大きな揺れとなった」と分析しています。
また、今回の地震は南海トラフ巨大地震が想定される太平洋プレート(岩板)と陸側のプレートの境界付近で発生したものではありませんが、気象庁は関連について「今のところよく分からない」としています。
(※産経新聞ニュースより一部抜粋、改変)
東京・品川区で歩道が陥没
東京・品川区の国道1号で、歩道が突然陥没しました。
1月23日午後2時半ごろ、品川区東五反田の国道1号で60代の女性が歩道を歩いていたところ
路面を舗装しているブロックが突然抜け落ちました。
国土交通省によるとブロックの下は直径約1m、深さ1mの空洞になっていたということです。
国土交通省は陥没の原因を調べています。
(※ANNニュースより一部抜粋)
堤防を破壊し川砂を違法採取する業者「3日で高級車が1台買える」
中国遼寧省大連市内を流れる碧流河で、堤防が悪質業者によって破壊され川砂が違法に採取される事件がここ数年多発しているとのことです。
碧流河は大連区域最大の川で、全長156キロメートルあります。
碧流河沿いの村では、数年前から悪質業者による堤防破壊と川砂の違法採取が多発しています。
このため、2012年には流域で大規模な洪水が発生。周辺の田畑が水没し、農産物に甚大な被害が出ました。
ある村では5カ所の堤防が破壊され、大量の川砂が運び出されています。
作業はすべて夜に行われていますが、ショベルカーやフォークリフトを導入し、何台もの大型トラックを使った大規模なものとなっています。
その結果、付近の道路は陥没し、地盤沈下で倒壊の危険性もある家屋も出現しています。
川砂を販売する業者によると、正当な採掘には地元政府の発行する許可証が必要で、その申請には多額の手数料を支払わなければなりません。
無許可で何台もの重機とトラックを使い、徹夜で作業して大量の川砂を採取すれば、その利益は莫大なものになるため、「1晩の採掘で数十万元(約数百万円)、3晩でベンツが1台買える」と豪語する業者もいます。
(※ライブドアニュースより抜粋)
大阪府摂津市がJR東海の事業に反対―周辺地域の地盤沈下が進行
JR東海が大阪府摂津市の新幹線基地(鳥飼車両基地)で突如として井戸掘削を開始したことについて、「地盤沈下が起こる」と反対する同市は、工事中止を求める訴訟を大阪地裁に起こしました。
地方公共団体では初の提訴となります。
1964年の新幹線開業から車両基地内に井戸を掘って、1日2000トンから2500トンの地下水をくみ上げていましたが、周辺での地盤沈下が判明。地域によっては最大で50センチも沈下しました。
77年に摂津市は旧国鉄と環境保全協定を締結し、地下水を汲み上げないことを定め、民営化後のJR東海とも同協定を継続し、地盤沈下は止まっていました。
しかし、2014年9月にJR東海は車両基地内の3%だけを占める茨木市部分で井戸掘削工事を始めました。
摂津市は「協定違反だ。地盤沈下が再び起こる」と撤回を要求したが、JR東海は「摂津市の行政管理権は及ばない」として工事を続行。市は工事差し止めの仮処分を同地裁に申し立てていました。
近隣の住宅では、かつての地盤沈下で傾斜し、廊下でボールが転がるといいます。
「家のすぐ近くの神社で57センチメートルの沈下が記録されている。説明もなしに強行するのは許せない」と話しています。
(※yahoo!ニュースより一部抜粋)
水道管ひび割れで?道路や斜面が崩落 奈良
奈良市の市道で水道管の漏水によって地盤が緩み、道路と斜面が崩れました。
これにより民家の門扉が破壊されるなどの被害が出ています。
崩落事故が起きたのは、奈良市法蓮佐保山1丁目の市道で、12月6日午前10時40分頃、道路が幅17メートル、高さ20メートル近くにわたって崩落しました。
奈良市役所によると、崩落現場近くの民家の敷地に土砂が流れ込み、民家の門扉が破壊されるなどの被害が出たとのことです。ケガ人はいませんでした。
直径30センチの水道管のひび割れによる漏水が原因とみられており、水道管が復旧したあとも一部の道路がしばらくの間通行止めとなりました。
(※日テレNEWS24より一部抜粋、改変)
長野 震度6弱地震 被害状況にばらつき 地震波と地盤が影響か
2014年11月22日、長野県北部で起きた震度6弱の地震で、これまでに住宅47棟が全壊し44人が重軽傷を負いました。 今回の地震では、震度と被害状況に、ばらつきが見られました。
その原因について、専門家は、地震波と地盤が影響していると指摘しています。
?建物の倒壊が目立った地域について、専門家は「もともと湖があったような場所で地盤が弱いため、その分地震波が増幅して、大きな振動になったと。それで、被害が拡大したといえます。」と説明しました。
気象庁は、今後3日間で、震度5強以上の余震が発生する可能性が10%以上としていて、注意を呼びかけています。
?建物の倒壊が目立った地域については「もともと湖があったような場所で地盤が弱く、その分地震波が増幅して大きな振動になったこと、それで被害が拡大したといえます」とも話しました。