台風11号:近畿で崖や道路崩落相次ぐ

長期にわたって大量の雨を降らせ続けた「ノロノロ台風」11号。近畿地方の各地では18日になっても、川が増水したり、崖や道路の崩落が相次いだりした。

18日午前4時半ごろ、兵庫県三木市大村の市道で、アスファルトの路面が長さ30メートル、幅最大6メートルにわたって陥没し、通りかかった乗用車と軽自動車計2台が約2メートル下に転落した。けが人はなかった。現場は小野市との市境に近い山あいの道路で、台風11号の豪雨によって地盤が崩れたとみられる。三木市の17日の降水量は275.5ミリで、同市の観測史上最多だった。

(ニュースサイト「毎日新聞」より抜粋 ?URL : http://mainichi.jp/select/news/20150718k0000e040194000c.html )

 

被災3県の海水浴場、53か所で再開メドなし

被災3県の海水浴場、53か所で再開メドなし : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)


東日本大震災から5度目の夏を迎える岩手、宮城、福島3県の海水浴場71か所のうち、53か所は再開のめどが立っていないことが市町村などへの取材で分かった。

 津波で削り取られた砂浜が回復していなかったり、防潮堤の建設計画があったりするため。今夏にオープンするのは14か所で、数年以内の再開を目指しているのも4か所にとどまる。再開見込みのない場所には東京電力福島第一原発周辺の5か所が含まれる。

 震災前は、砂浜沿いにJR気仙沼線が走り、「日本一駅に近い海水浴場」として人気があった宮城県気仙沼市の大谷海水浴場。2010年には県内最多の6万5000人が訪れた浜は、津波で砂がさらわれたうえ、70センチ近く地盤沈下し、干潮時に約100メートルあった砂浜は20メートルほどになった。これ以上、砂が流出しないように、県は海中にブロックを設置しているが、がれき撤去や流失したトイレなどの整備が進んでおらず、再開の見込みはない。

?読売新聞(YOMIURI ONLINE)より抜粋、URL : http://www.yomiuri.co.jp/national/20150712-OYT1T50078.html


崖上の別荘、次々崩落 淡路島、進む浸食打開策見えず

兵庫県洲本市西部の海岸で崖の崩落が進み、海岸沿いにある別荘地の家屋が相次いで海に転落していることが自治会関係者への取材で分かった。浸食は現在も進んでいるといい、住民は抜本的な対策を求めるが、海岸管理者の兵庫県は「所有者らによる崖の補強工事など条件が整わないと護岸整備はできない」と説明。

現地写真

 住民によると、入居当初は切り立った海岸に沿って砂浜が広がっていたが、冬場に強まる風や波、大雨などで粘土質の部分の浸食が進んだという。阪神・淡路大震災で地盤がさらに緩み、10年ほど前からは基礎部分を失った家屋が十数メートル下の砂浜に転落し始めたという。

 崩落の危険があるため、海岸に近い建物に住民はいないが、内陸部にある一部は自宅として使われているという。自治会も浸食を食い止めるため、波打ち際のコンクリート護岸整備を県などに要望してきた。

 県はこれまでに(1)海と崖の間にある「水没民地」を県に寄付する(2)民間でのり面を補強工事する-を護岸整備の条件として自治会側に提示。住民側は「基礎となる護岸がないのに崖の工事は進められない」と主張。一時的な対策として県は約800万円かけて約200メートルにわたり消波ブロックを設置したが、護岸整備の具体的な計画は進んでいないという。

 住民の一人は「このままだと落ちるのを待つだけだ。家が落ちるという問題が現に起きているのに、行政がなぜ動いてくれないのか疑問だ」としている。

(神戸新聞NEXT より抜粋、一部改変?URL : http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201506/p3_0008099934.shtml

軟弱地盤、文化財発掘の影響で完成予定が4年も延期に!!

松山市がJR松山駅周辺整備事業に合わせて検討していた「車両基地跡地利用に関する基本構想」が策定された。老朽化している市民会館(松山市堀之内)に代わる機能が期待される「ホール」と、イベント会場にも利用できる屋内外の「広場」を核とする施設を建設することで正式決定。同市が今後、基本計画をまとめていく。

駅南部の車両基地跡地(約9250平方メートル)を取得し、“陸の玄関口”であるJR駅に近い広域交通結節点であることを踏まえた情報文化交流拠点の整備を構想。有識者や市民らでつくる松山駅周辺まちづくり審議会が、平成24年秋から基本構想を審議してきた。

市民会館大ホール(立ち見含め約2千人収容)が文化財保護法に基づく史跡内にあり再築できないことを踏まえ、代替施設としての機能を求めている。

同市ではこれに基づき基本計画を練るが、県が進める新車両基地の整備は地盤の軟弱さや文化財発掘などの影響で、完成予定は平成27年度から31年度へと大幅に遅延。車両基地跡地利用も当初の見込みからは遅れる予想となっている。

(産経新聞ニュースより一部抜粋、改変)


リオ五輪にも間に合わず 進まぬサンパウロ市のモノレール事業

サンパウロ市のモノレール敷設が遅々として進まない。
毎日1300人の作業員がモノレール敷設作業に従事していると説明している。作業の遅れは主に環境許可の取得に時間が掛かっていることと、建設予定地の地盤に問題があるためだという。コンゴーニャス空港周辺はよく冠水するため、駅を作る前段階として配管整備を進めている。


サンパウロ新聞 yahoo!ニュース より抜粋 一部改変

「地盤サポートマップ」無償公開

ジャパンホームシールド株式会社はこのほど、全国100万以上の地盤調査・解析実績を基にしたデータを地図にまとめた「地盤サポートマップ」をWebで無償公開した。

歩道の一部が深さ20センチ陥没 埼玉県狭山市

5月10日午前、埼玉県狭山市の国道16号下り線で、歩道の一部が縦約90センチ、横約20センチ、深さ約20センチにわたって陥没しているのが見つかりました。
関東地方整備局大宮国道事務所はアスファルトを埋め、同日午後、仮復旧させました。

同事務所などによると、10日午前9時半ごろ、近隣住民から「道路が陥没していて危ない」と狭山消防署に通報がありました。
同事務所には市役所を通じて、同10時ごろ連絡が入ったということです。

同事務所が現場を確認したところ、歩道と店舗敷地の境界付近に穴がありました。
舗装を撤去したところ、路面の下に縦約1メートル、横約40センチ、深さ約60センチの空洞が見つかったということで、同事務所は「陥没や空洞の原因は分からない」と説明しています。

同事務所は11日にアスファルトによる本復旧を完了させる予定です。

(埼玉新聞ニュースより抜粋、一部改変)